旅行づくりのステップ
- まずは旅行の時期、期間、予算を考えましょう
- 旅行のテーマを決めましょう
- 宿泊場所のタイプを考えましょう
- ニュージーランドで行きたい所&やってみたいことを見つけましょう
- 旅行の細かな部分の内容を考えましょう
- 旅行作りのアドバイス
「それじゃあ旅行をオーダーメイド!…とは言ってもあまりにも漠然としていて、問い合わせるにも何を問い合わせれば良いのやら…。」 そんな時にはこのページのステップを踏んで、少しでもイメージをふくらませてみて下さい。
1. まずは旅行の時期、期間、予算を考えましょう
時期
春(9月中旬~11月中旬)
子羊がたくさんの時期。9月はまだ寒い時があるけれど、10月に入れば気温も上がって、花もたくさん咲き始めてキレイ。夏に続いて人気の時期でも、航空券が比較的安い時期なのがGood!
夏(11月中旬~2月)
清々しい気候で、アウトドアの遊びには最高!観光もアクティビティも満遍なく楽しめる一番人気の季節。年末年始は場所によっては超混雑で、航空券が高いのがちょっとツライ。
秋(3月~5月)
観光もアクティビティも夏と変わらず何でも楽しめて、どこでも比較的空いている穴場の季節。4月中旬から始まる南島各地の黄葉はなかなかの美景。5月はけっこう寒い日も。
冬(6月~9月中旬)
ちょっと寒いけど、スキーはもちろん観光もアクティビティも一部を除いて十分に楽しめる季節。どこに行っても空いているのが最大の長所。サザンアルプスの景色は、冬が一番きれい!
自由旅行初体験のAさんの場合
「旅行の時期は、仕事の都合で11月に決定!花がたくさんで、子羊もたくさん見られるらしいから、今から楽しみ。人気の時期らしいから、早めに飛行機のチケット買わなくちゃ!」
期間
ニュージーランドは小さい国、とは言っても、国土は日本の本州と九州を足したくらい。各地の見所やアクティビティをしっかり楽しもうと思ったら、3~5日間では1都市滞在であっても少しキビシイ。最低でも5泊7日の日程を確保できるとGood!3都市に滞在するなら、8日間くらいはほしいところ。
国際線の行きか帰り、少なくともどちらかのフライトは機内泊になることも、お忘れなく。
『どのくらいの日数が必要かわからない!』というときには、「行きたい所」「やりたいこと」のご希望と一緒に、お問い合わせ下さい。
Aさんの場合
「お休みは1週間。とりあえず土曜日に日本を出発して、土曜日に帰ってくるようにすると6泊8日で、帰ってきてからも1日休めるから良いかなあ?8日間でやりたいこと、全部できるかなあ?」
予算
移動手段や旅行の時期以外にも、どんな行程で、何を旅行に組み入れるか、によって費用は大きく変わるもの。節約したい方は行程・内容を工夫する必要あり。豪華旅行をしたい方は何を重視した予算配分にするかを決めると良いでしょう。どんな工夫が可能か、どんな予算配分が適当かは、「ゆめらんどNZ.com」にお任せを。
ちなみに、日本の大手旅行会社のよくある2人からのパッケージツアーの相場は、中身にもよりますが、8日間日程で35万円前後から。年末年始はプラス10~15万円。
「ゆめらんどNZ.com」の専用車チャーターを適度に盛り込んだ8日間プランも、参加人数と為替レート次第で安くも高くもなりますが、だいたい同じくらい。
航空券(ニュージーランド航空の直行便、エコノミークラス)だけなら、一番安い時期で10万円前後。一番高い年末年始で28万円前後。もちろん、国際線経由便なら、もっと安価なチケットもあります。
Aさんの場合
「う~ん…、やっぱりアジア方面のようには安くいかないみいたい。でも飛行機のチケットの値段も含めて、なんとか35万円以内には抑えたいなあ。」
2. 旅行のテーマを決めましょう
一度の旅行で『あれがしたい!』『ここに行きたい!』を全て満たすのは残念ながら難しいのが現実。”旅行のテーマ”(自分の旅行のタイトルのようなもの)を決めておくと、的が絞れてくるはずです。日程や予算と、やりたいことや行きたい所のはざまに立たされた時に、取捨選択がしやすくなります。私たちにもあなたの旅行のテーマ、ぜひぜひお聞かせ下さい。
例)『ニュージーランドの大自然を満喫!』
『世界自然遺産をあちこちハイキング!』
『クイーンズタウンでアクティビティ三昧!』など
Aさんの場合
「やっぱりニュージーランドと言えば、自然。珍しい動物も色々いるみたい。それなら『大自然の中で、ペンギン&珍動物たちとお友達になる!』なんてどうかな?」
3. 宿泊場所のタイプを考えましょう
宿泊場所としてどんなものを選ぶかも、旅行の大切な要素。ホテルだけが宿泊施設ではありません!アットホームなB&Bや、少しお洒落で高級感のあるブティックホテルや高級B&B。あるいは安価なモーテルに、もちろん定番のホテルなど。予算や自分のイメージに合わせて、宿泊先を選んでみましょう。
下は、それぞれのタイプの宿泊先と、その特徴です。
ホテル
日本人旅行者には最も一般的な宿泊施設。レストランが必ず併設されていて、ポーターやランドリーなどの一般的なサービスはしっかり整っている。ただし安ホテルには注意!「ホテル」=「良い・高級」ではありません。
リゾート・ホテル
一般的には郊外にあり、ホテル内に複数のレストランはもちろん、プールやジム、テニスコート、時にはゴルフ場なども備えた、少し高級な総合型のホテル。市内中心部から離れていることが多い。
B&B
基本的に小規模で、アットホームなもてなしが受けられる、朝食付きの宿泊施設。ファームステイ・スタイルから超高級まで、それぞれに特徴があり面白い。決して安宿ではありません!
モーテル
客室と駐車場がセットになった、比較的安価な宿泊施設。市街中心部を取り巻くような場所にあることが多い。食事などは提供されないけれど、安ホテルよりは客室のクオリティも設備面もずっとマシ。
アパートメント
いわゆるコンドミニアム。客室にキッチンなどが完備されていて、比較的長期間滞在する場合に便利。ベッドルームとリビングが分かれているので客室は広々としていて、家族やグループで利用するのには好都合。
超高級ロッジ
クイーンズタウンなどには沢山ある、世界のセレブ御用達の宿泊施設。最高のサービスに最高の設備。ゆったり過ごしたい時や、思い出作りに。1泊1室15万円超!2泊以上の滞在向き。
Aさんの場合
「基本的には便が良くて、街の中心に近いホテルで良いんだけど、ニュージーランドらしい宿泊先・・、たとえばファームB&Bのような場所にも泊まってみたい。色々取り混ぜてもらえませんか?」
4. ニュージーランドで行きたい所&やってみたいことを見つけましょう
たいていの場合、ここでは皆さんあまり困りません。ガイドブックやインターネットの情報から、旅行中の滞在都市、観光、アクティビティなどの希望を見つけましょう。きっと『あれもこれもやってみたい、見てみたい!』となっちゃうはず。できれば出揃った希望に優先順位をつけておくと、絞り込みやすくなるはずです。
《代表的な滞在都市と、そこでできる人気のアトラクションの一例》
クライストチャーチ
ホエール・ウォッチング、お庭訪問ツアー、アカロア観光、トランツ・アルパイン鉄道 など
クイーンズタウン
ミルフォードサウンド観光、フィッシング、バンジー・ジャンプ、世界遺産ハイキング、ワイナリー訪問 など
マウントクック
ハイキング、氷河着陸遊覧飛行、スター・ウォッチング など
オークランド
ワイトモ洞窟ツアー、ホエール・ウォッチング、巨木カウリの森ツアー、ロトルア観光、ホビット村ツアー など
テカポ
スター・ウォッチング、ハイキング、星空撮影、乗馬 など
その他の主要都市発のオプショナル・ツアーは、こちらのページから⇒オプショナルツアー・リスト
Aさんの場合
「ペンギンはダニーデンかオアマルで。ミルフォード・サウンドは絶対に外せないなあ。ツチボタルもできれば見てみたい。ニュージーランドで有名なハイキングとかも挑戦しなきゃ。都会には正直言って、興味ありません!あ、マウント・クックも見たいかも。う~ん、ちょっと欲張り?」
5. 旅行の細かな部分の内容を考えましょう
旅行の大枠が決まったら、今度は詳細な一つ一つの動きに関わる内容を吟味。予算はもちろん、旅行をより楽しむ観点から、自分の力でできることや行ったほうが良いことと、プロのサービスに頼った方が良いことを見極めます。
よく、『日本のパッケージツアーみたいに、要所に誰かがいてくれるわけじゃないんでしょ?自分で全部をやりこなせるわけじゃないし・・・』という方がいますが、そんなことはありません。「必要」と感じたことは、何でもお知らせ下さい。ほんのちょっとしたことが、旅行の充実度に大きく影響するので、いろいろな場面を想定しつつ、慎重に考えましょう。
下の表の項目が、旅行中に一般的に考えられる細かなサービスの内容です。ここから自分に必要なものを選んでみて下さい。
(旅行の全行程をお申し込みの場合には、それぞれのサービスに対する個別の手配料等は発生しません)
旅行の場面 | どんなサービスが必要ですか? |
航空券の手配 | 国際線格安チケットの手配(委託販売) ニュージーランド国内線チケットの手配 国際線、国内線のインターネット予約の代行 |
宿泊の手配 | バックパッカーズ、YHAを除く、あらゆるタイプの宿泊先の手配 |
移動 | 専用車チャーター(日本語専属ガイド付き、移動+観光)の手配 公共交通機関での移動の手配 空港~宿泊先の間の送迎サービス(空港でのサポートを含む) 空港での乗り継ぎアシスト(←遅延・欠航の場面で心強い) |
観光&アクティビティ | 専用車チャーター(日本語専属ガイド付き)の手配 バスツアー等の手配(定期観光バスなど) オプショナル・ツアー(各種アクティビティを含む)の手配 オーダーメイド・ツアー(専用車)の作成・手配 各種観光(半日市内観光等) |
宿泊先 | 宿泊に朝食を付加(ホテル宿泊の場合) チェックインのお手伝い |
食事 | レストランの事前予約・当日予約のお手伝い 宿泊先からレストランへの送迎 |
旅行全体 | 緊急時のサポート(旅行全体をお申し込みの方) 通訳サービス(緊急時、諸手続きなど) |
Aさんの場合
「国際線のチケットは自分で何とかやってみよう。でもその他はお願い。ミルフォード・サウンド観光はぜひ専用車で!あと、空港からの送迎も必要です。食事は自分で何とかできると思うし、現地では優しいガイドさんが美味しい所を教えてくれるから、きっと大丈夫。あとは・・・、飛行機にトラブルがあったら、きっと自分で対処は無理。空港ではガイドさんにいてほしい。」
6. 旅行作りのアドバイス
詰め込みすぎは禁物です!
旅行中って、何かと疲れが蓄積されます。慣れない環境、慣れない布団、普段より多い活動量、外食続き・・・。疲労が溜まった状態だと、綺麗なものを見たり、美味しいものを食べたりし得られる感動も半減してしまいます。疲労で旅行の後半に体調を崩してしまう方も、珍しくはありません。
限られた時間の中に、できるだけたくさん詰め込みたくなる気持ちは理解できます。でも詰め込みすぎると、個々の内容の楽しさや充実度を低下させることにもつながる可能性があるのです。行程には、時には朝寝坊できるくらいの、ゆっくりした日をできるだけ用意しましょう。
移動中に寝ればいいや、って? ダメダメ、それはもったいない。移動の道中にもたくさんの絶景ポイントがあるのが、ニュージーランドです。
また、ぎっしり予定を詰め込んで毎日出かけていると、「クイーンズタウンに来たのに、クイーンズタウン自体はぜんぜん見ていない。」なんてことにもなりかねません。
やっぱり詰め込みすぎは禁物です!
情報の鵜呑み、集めすぎに注意!
インターネット上の情報、ガイドブックの情報だって、正確さや新しさは今一つ。特に「クチコミ」の類は単なる誰かの主観ですから、参考程度にもならないばかりか、大間違いも少なくありません。商業的な意図が見え隠れする情報もたくさんです。決して鵜呑みにせず、あくまで参考程度に考えましょう。どうしても正確な情報が知りたい時は、現地の私たちにご質問下さい。
また、情報の集めすぎにも注意が必要です。事前から知りすぎてしまうと、当日の意外性や驚きが減ってつまらなくなってしまうことも。旅行は、未知の部分が少しでもあった方が楽しくなるものです。どうしても心配なことだけ、しっかり調べるようにしましょう。
計画は早めにスタート!
飛行機の座席、ホテルの空室などは、無限にあるわけではありません。
特に人気の時期や混雑期での旅行を計画中の場合には、できるだけ早めに計画や手配を進めましょう。近年は人気の都市を中心に、宿泊施設が早期から一杯になる傾向が強くなってきました。
- 年末年始~1月中旬
- 春節の前後
- 11月~3月の夏シーズン
- 例年4月初旬前後にあるイースター期間
これらの時期は要注意。特に上の2つの時期は、半年前でも宿泊手配が困難な場合も!
「遅すぎた~(涙)」ということがないよう、お問い合わせはくれぐれもお早めに!
食事は現地に着いてから、でOK!
「食事付きプラン」なんて言うのに参加して、胃の調子が今一つで食べられなかった・・・なんてこと、ありませんでしたか?胃腸の不具合は、ほとんどの人が海外旅行先で一度は経験することです。食べられなかったら、その分費用を無駄にしています。もったいないですね。食事付きでなければ、その時の体調や気分に合わせて内容を選択できるので無駄もなく、また現地で見つけた美味しそうなお店に飛び込んでみる、なんてこともできるかもしれません。ガイドブックには載っていない名店が見つかるかも!?
夕食は、お目当てのレストランがあれば、現地に到着してからの予約で基本的に大丈夫。ただし、クリスマスと、年末年始の超混雑期は事前予約が必要なこともあります。
ホテルの朝食(けっこう高価)は事前予約がなくても問題なく利用でき、「トーストとコーヒーだけ」というような選択もその場でできます。利用した分は、チェックアウト時にまとめて支払うだけ。朝の時間に余裕があれば街中のカフェなどで朝食をとるのも楽しいし、逆に朝が早ければ前日に何かを用意しておいてお部屋で朝食をとったり、ということも自由にでき、無駄も生まれません。
費用にこだわりすぎないで!
何でも安くて良いものが手に入る時代ですから、より安いものを求めてしまうのは、時代の流れかもしれません。しかしそれは日本国内での話し。海外旅行では、安ければ安いだけ中身も乏しくなるのです。ほんの少しの費用に目をつぶるだけで旅行の充実度が飛躍的に増すことは、決して珍しいわけではありません。例えば25万円を支払って変わり映えのない不十分な旅行をするくらいなら、予算を2~3万円増やして、数段楽しく満足度の高い旅行をする方が、より支払う代金の意味があるはずです。
どうせかかる費用なら、より楽しく!ということです。
そんな旅行の充実度の高め方、あるいは充実度を落とさずに費用を削減する方法については、ニュージーランドのプロの私たちにご相談下さい。
ここまで考えたら、あとはあなただけのオリジナル旅行を実際に形にするだけ。ここまでのステップを順調に踏めた方も、そうでない方も、まずはここまでの5段階で見えてきた、旅行への希望やアイディアを、そのまま私たちに教えて下さい。きっと大満足の旅行があなたを待っています!!
Aさんのオリジナル旅行できました!
「できたー!やりたいことが全部詰まったオリジナルツアー!ペンギンも、アルバトロスも、ついでにツチボタルも入れてもらっちゃった。しかもほとんど専用車なのに、ちゃんと予算内!一緒に行く仲間のみんなに、早く教えてあげなくちゃ。」